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後期油彩画 (2)裸婦像、静物画

この時期山本は、妻や知人をモデルにして裸婦像等を描いたり、《失われた手袋》、《ランプと本と砂時計》のような静物画も手掛けている。到津伸子の操り人形を中心に、頭蓋骨、オウムガイ、砂時計など自らが所有する様々なオブジェを自作の本棚に配置した様子を精緻に描いた1990年の《マリオネットの吊るされた棚》は、そうした静物画の傑作である。
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© 2025 Mutsumi Yamamoto

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